再びSERVICE ENGINE SOONランプ点灯 P400の原因と対策

こんにちは。カオルです。

 

Service Engine Soon がまたまた点灯しました。DTCコードはP400。(EGR異常)いったん消してもまたすぐに点いてしまいます。これはいよいよEGR関係がおかしいみたいです。
EGRは排気ガスを吸気側に一部戻して再燃焼させることで、排気ガスの浄化を図る機構です。走りに影響はないのですが、燃焼室温度の上昇や、排ガスに悪影響が出ます。

 

EGRの主な部品は2つ。EGRバルブと、ソレノイドです。各々の部品を点検します。
EGRバルブはエンジンの一番後ろの円盤状の部品です。中はダイヤフラムになっていて、エンジンの負圧で開閉しています。
エンジンをかけた状態で、試しにEGRのバルブ(ダイヤフラム)を指でぎゅっと押して(バルブを強制的に開けて、反応をみます。エンジンのアイドリングが不安定になったら、吸気、排気がわの通路の詰まりは無い都判断します。もしアイドリングが変わらないのだったら、エンジン側の吸排気ポートのカーボン堆積による詰まりが考えられます。
エンジンのアイドルが不安定になったので、詰まりではなさそうです。

 

次に、エンジンOFFの状態で、EGRバルブについている負圧ホースを外して、指でダイヤフラムを押し付けて、負圧をとっている穴を指でふさいでみます。ダイヤフラムが戻らなかったら、EGRバルブの気密はOK.戻ったら、ダイヤフラムに穴が開いています(NG)やってみたら、穴をふさいでもダイヤフラムがシューっと戻ってしまいます。EGRバルブがNGのようです。

 

次にソレノイドなのですが、テック2があれば手動でソレノイドのON、OFFができるのですが、当然持ってません。そこで、長い配線の先にオスのギボシをつけて、ソレノイドの端子につなぎます。右(赤線)がプラス、左(黒線)をマイナスとして、バッテリーに直でつないだり、離したりしてみます。ソレノイドがカチ、カチとクリック音がすれば、ソレノイドはOK(この方法をやるときは、端子同士をショートさせないように注意。また、バッテリー直につないでいるので、長時間つなぎ続けるとソレノイドを破損する恐れがあると思うので、軽くつけたり、離したりして音を確認するようにします)結果、ソレノイドはOK。

 

EGRバルブは今回Amazon.comでACDELCOのoriginal equipmentのものを選択。
送料込みで7700円。9月3日に発注して、13日に到着しました。

 

新品のEGRバルブ。ガスケット付き。
「MADE IN CHINA」とでかでかと書いてあります。

 

交換自体はさほど手間はかかりません。
13㎜のナットを2つ外せば取れます。あとは残ったガスケットが付いているので接着面をこそぎ落として、ブレーキクリーナーで洗浄して、新品を付け直します。

 

しばらく試走して様子をみます。今のところP400は再発していません。
EGRバルブのダイヤフラムはしょせんゴムなので、劣化して穴が開いたのでしょう。

 

今回の費用:7700円

時間:30分

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