ブレーキフルード 交換のやり方

こんにちは。カオルです。

ブレーキフルード交換時期(2年)がきましたので、フルード交換をしました。
準備するものは、ブレーキフルード(トヨタ純正DOT3 1L)、ペットボトル、ホース、シリンジ。

リザーバーのふたを開けて、シリンジで古いフルードを吸い出していきます。

底が見えるくらいまで抜いたら、リザーバーの内側の汚れをキッチンペーパーでふき取ります。(穴から下は吸い取らないように!配管内に空気が入るとブレーキがきかなくなり、エア抜きが大変です)

糸くずが残らないように、キッチンペーパーを使います

きれいになりました

新しいブレーキフルードを注ぎます

注いだら、ゴムのフタをいったん閉めます(ふたをしないと、写真のようにブレーキペダルを踏んだ時にフルードが勢いよく飛び跳ねてこぼれます。フルードは塗装を痛めるので、他の場所に付いたらすみやかにふき取りましょう)

リザーバーに新しいフルードを入れたら、右後ろ、左後ろ、右前、左前の順番に、古いフルードを押し出していきます。(今回はブレーキを踏む係、ブリードバルブを開け閉めする係2人で実施しました)
ブリーダーバルブにホースをつないで、ブレーキを踏む⇒バルブ緩める⇒フルード出てくる⇒バルブ締める⇒ブレーキを何回も踏んでフルードを押し出す、を繰り返します。
(後で書きますが、逆止弁があれば、バルブを締める作業をしなくてよいので、楽です)

古いブレーキフルードが押し出されるまで、3~4回もやればいいでしょう。

あまりしつこくやりすぎると、500mlのブレーキフルード缶では足りなくなりますので・・

右後ろ、左後ろ、右前、左前とやるのは、リザーブタンクから遠いブレーキからやりなさいということです。右ハンドルであれば、左後ろ→右後ろ→左前→右前の順になります

最後にfullのラインまでブレーキフルードを入れて、フタをすれば完成

先に書きましたが、逆止弁(一方方向には液体が流れても、逆流しない)をホースにかませれば、作業が、ブリーダーボルト緩める→助手がブレーキを数回踏む→ブリーダーボルト締めるだけになり、作業が楽になります

アストロプロダクツやストレートなどの整備工具屋で、500円くらいで手に入りますので、買っておいて損はないでしょう

作業時間:30分

費用:トヨタ純正ブレーキフルード500ml 980円(ホームセンター)

逆止弁 550円(アストロプロダクツ)

ホース 不明(そこらへんにあったもの 内径4㎜ 外径7㎜)

ペットボトル(そこらへんにあったもの)

シリンジ 250円位(ストレート)

合計:1780円

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