運転席側ドアトリムパネル修理

こんにちは。カオルです。

運転席側のドアトリムパネルがドア開け閉めする度グラグラしていたので、外してみました。

裏側から見たところ。ドアトリムクリップが削れてダメになっていたり、クリップの台座自体が割れてなくなっていました。

おそらく以前の整備屋さんが割ってしまい、そのままにしておかれたものと思われます。
残念ながら、そういうアメ車屋さん、板金屋さん多いです。

欠片が残っていましたが、割れていた台座。車屋さんの仕事だと思われますが、なんか接着剤でつけてあった跡がありました。

ドアクリップのような力が加わる部分では、普通の接着剤ではまたすぐ割れます。

内装樹脂の素材はABSですので、継ぎ目をヤスリで削り、表面積を広げてから、プラリペアで接着します。

プラリペアとは、接着剤では効かないような力がかかる部分も強力に接着できる補修財で、東急ハンズ等で購入できます。(1600円位)

こちらはドアトリムクリップの台座が割れて、欠片も残っていません。

適当なプラスチック片を使って台座の代わりにし、プラリペアで接着しました。
コードクリップとガラスクロスを貼り合わせて台座を補強します

その他、ヒビや割れかけの部分は、裏からガラスクロスを貼り、プラリペアで修復します。

肘掛けの部分はロードマスターの場合必ずといっていいほど、接着剤が剥がれて浮いてきてしまいます。

こちらは接着剤を内側へ流し込み、養生テープでぐるぐる巻きにして1日置きました。
使用した接着剤はセメダインスーパーX超多用途。ホームセンターで手に入ります。

まだあちこち割れています。

欠片の端をヤスリで斜めに削ってプラリペアの接着面積を広げます。

元の場所にあわせ、プラリペアを流し込む。を繰り返します・・

こちらはウッドモールの裏側。これは差込み式で、裏で溶着されているはずなのですが、ほとんど割れていて、外れかけていました。

養生テープで固定し、これもプラリペアで裏から補修。その他割れている部分を1つずつ補修していきます。

トリムパネルを外したついでに、スピーカー部分が黒ずんでいたので、洗浄してみました。
クイックブライトという洗剤を使用(写真のピンク色のやつ)し、歯ブラシでこすります。

汚れ落としとしては、確かにクイックブライトはよく落ちます。こんな汚れも一発。

クイックブライトは、最近手に入りにくくなってきました。ヤフオクなどではまだ手に入ります。

写真ではまだ濡れていますが、乾くとほとんど目立たないくらいきれいになりました。

完成。
ドアトリムクリップは新品に交換しました。
(P/N 10161510 or 3065575 ヤフオクで120円/個)
ドアトリムパネル1枚につき6個使用します。
今まで取れかかっていた内装パネルやモールが生き返りました。

費用:プラリペア 1600円(東急ハンズ)

ガラスクロス 380円(東急ハンズ)

クリップ 720円(ヤフオク)

合計2700円

作業時間:3時間

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