【古いPC活用3】Syncthingですべてのデータを自動でバックアップできる

こんにちは。カオルです。

 

前回の記事で、WindowsXPの古いレッツノートが、リモートアクセス可能なクラウドストレージになりました。

 

今回はさらに、このレッツノートに、PC、スマホ、タブレットに保管したデータを自動でバックアップできるようにしようと思います。

 

いうまでもなく、パソコンのハードディスクは機械ですから、ある日突然壊れます。

 

一度壊れてしまうと、最悪は大事なデータをすべて失うか、運よくデータを回復できたとしても、高い費用がかかります。

 

だから、日ごろからデータのバックアップを取るように心がけようとしているのですが、これがなかなか、忘れてしまうんですね。

 

今回試してみたのは、「syncthing」というソフトウェアです。

 

やり方は簡単で、syncthingをメインPC、タブレット、スマホ、そしてLinux(レッツノート)にインストールします。(syncthingはWindows、linux、ios、androidすべてのosに対応しています)

 

まずは試しに、メインPCとLinuxをつないでみます

 

SyncTrayzor 64bit.exe をダウンロードして、メインPCのWindows10にインストール

メインとなるのは2TBのハードディスクをつないだLinux(レッツノート)ですので、LinuxのsyncthingにメインPC、スマホ、タブレットの同期したいフォルダを共有指定してあげるだけです。

下の画像はメインPCの画面。

接続先デバイスはレッツノートです(kaoru-CF-W5‥)

 

「Mydocument」というフォルダを同期指定します。

 

 

Linuxとフォルダを同期できるようになりました

 

レッツノート側は、スマホ、タブレットのフォルダとも同期しています

双方ともsyncthingが起動していれば自動で同期が始まります

 

自宅でWiFi環境があれば、Linuxから起動させたsyncthing(もちろん、PC起動と同時に自動起動するように設定可能)に、すべてのデータが集約されます。

つまりスマホやタブレット、同じWiFiにつながっていれば「勝手に」すべての端末のデータがレッツノートにバックアップされていくんですね。

 

私も以前、突然PCが起動しなくなって、大事なデータを失ったことがあります。

 

今はレッツノートに自動ですべてのデータが集約されるので、バックアップの操作をする必要がなくなり、安心して作業できるようになりました。

 

もちろん無料でできるので、古いPCの活用には良いのではないでしょうか。

 

ではまた!

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