![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/tyncthing-680x510.png)
こんにちは。カオルです。
前回の記事で、WindowsXPの古いレッツノートが、リモートアクセス可能なクラウドストレージになりました。
今回はさらに、このレッツノートに、PC、スマホ、タブレットに保管したデータを自動でバックアップできるようにしようと思います。
いうまでもなく、パソコンのハードディスクは機械ですから、ある日突然壊れます。
一度壊れてしまうと、最悪は大事なデータをすべて失うか、運よくデータを回復できたとしても、高い費用がかかります。
だから、日ごろからデータのバックアップを取るように心がけようとしているのですが、これがなかなか、忘れてしまうんですね。
今回試してみたのは、「syncthing」というソフトウェアです。
![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/syncthing-logo-725x208-680x195.png)
やり方は簡単で、syncthingをメインPC、タブレット、スマホ、そしてLinux(レッツノート)にインストールします。(syncthingはWindows、linux、ios、androidすべてのosに対応しています)
まずは試しに、メインPCとLinuxをつないでみます
SyncTrayzor 64bit.exe をダウンロードして、メインPCのWindows10にインストール
![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/1-680x322.jpg)
メインとなるのは2TBのハードディスクをつないだLinux(レッツノート)ですので、LinuxのsyncthingにメインPC、スマホ、タブレットの同期したいフォルダを共有指定してあげるだけです。
下の画像はメインPCの画面。
![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/2-680x434.jpg)
接続先デバイスはレッツノートです(kaoru-CF-W5‥)
![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/3-1-680x434.jpg)
「Mydocument」というフォルダを同期指定します。
![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/4-680x383.jpg)
![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/5-680x466.jpg)
Linuxとフォルダを同期できるようになりました
![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/6-680x304.jpg)
レッツノート側は、スマホ、タブレットのフォルダとも同期しています
双方ともsyncthingが起動していれば自動で同期が始まります
![](https://kkz.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/P_20190410_195833-680x383.jpg)
自宅でWiFi環境があれば、Linuxから起動させたsyncthing(もちろん、PC起動と同時に自動起動するように設定可能)に、すべてのデータが集約されます。
つまりスマホやタブレット、同じWiFiにつながっていれば「勝手に」すべての端末のデータがレッツノートにバックアップされていくんですね。
私も以前、突然PCが起動しなくなって、大事なデータを失ったことがあります。
今はレッツノートに自動ですべてのデータが集約されるので、バックアップの操作をする必要がなくなり、安心して作業できるようになりました。
もちろん無料でできるので、古いPCの活用には良いのではないでしょうか。
ではまた!