リヤドラムブレーキシュー交換

こんにちは。カオルです。

ブレーキシューが消耗していたので、交換することにしました。
ACデルコの純正ブレーキシューを購入時に交換してもらってから、約6年。
48000マイル(77000km)ぶりに交換です。

ACデルコ 17462R GM:18029655 \5398 (エーカーパーツ)

ジャッキアップし、ブレーキドラムを外します。
ブレーキドラムは、回転バランスを取ってあるため、スタッドボルトと穴位置をマーキングしてから取り外します。戻すときは同じ位置に戻します。

スプリングを外すのに、スプリングフック(ストレートで680円)という特殊な工具を使いました。ドライバーを使う方法もありますが、専用工具があると断然楽です。

スプリング、リテーナー、シュースプリング、サイドブレーキのアームなど、元の状態を忘れないように写真にとってから、取り外します。

消耗したブレーキシュー。リベットまであと1mmくらいでした。

各パーツをパーツクリーナーで洗浄し、バックプレートにグリスを塗布してから、組付けをします。

シューは、90番の紙やすりで面取りしました。

ブレーキ調整用のアジャスターは、洗浄、グリス塗布してからねじを回してシューとドラムの隙を調整します。

ドラムを手でまわして見てシューが軽くシャリシャリと摩擦する感じでしょうか。
ドラムとの隙が小さすぎると急制動時、リヤタイヤがロックします。
大きすぎてもパーキングブレーキが底づきして効かないようになってしまうので、2度ほど試走、分解調整を繰り返しました。

アジャスターのねじ山が見える長さを4.5mm程度にしました。
(新品シュー取り付け時)片効きが起きないように、左右同じ長さでそろえました。

これでちょうど良い感じです、パーキングブレーキ16ノッチで動かなくなる(かつ底づきしない)くらいになりました。

試走してみて、効き具合や音がしないか確認して完了です。

ところで、このドラムブレーキは、シューが減ってきてもドラムとの隙を自動調整してくれる構造になってるみたいです。

バックしながらブレーキをかけると、リヤ側のシューがドラムに引っ張られてシューが動き、連結されている金属のアームがアジャスタのねじを回すしくみなのですが、果たしてこれ、どれだけの精度があるのかちょっと疑問です・・・

費用:5398円(パーツ代)

作業時間:3時間

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