ミラココアは買ってから7年、約104000kmです。
先日運転中に、エンジンが息つきするような現象が発生しました。
アイドリングが不安定になり、ガクガクするような振動…
加速しようとすると、ガクンガクンと加速が悪い…
エンジンが失火したような現象が出たり、消えたり。
ということで、原因を考えてみました。
1つ目は、ISCVの汚れ。
ISCVはアイドリング回転数を制御している部品で、これが汚れると調整の動作が悪くなり
アイドリングが不安定になります。
ためしにエアクリーナを外して見たところ、電子スロットルじゃありませんか…
ウチのミラココアは電子スロットル搭載だったため、ISCV自体が存在していなかったのでした。
また、スロットルの汚れやエアクリーナエレメントの汚れもほぼなし。
次にスパークプラグを疑いました。
買ってから10万kmを超えているのに1度も交換していない。
ネットで調べる限り、10万kmOKなプラグでも、軽自動車は回転数高めに運転することになるため、
半分くらい(50000km)が寿命らしい。
それなら、プラグの寿命が原因である可能性が高い。
また、プラグの失火を放置すると、イグニションコイルに負担がかかり、こちらも壊れる恐れがあるそうです。
今回は、NGK LKR6ARX-P プレミアムRX を選択。(3本で7128円)
アマゾンなどで買えばもっと安いのですが、毎日乗っている車であり止まってしまうと困るので、
今回は近くの自動車部品商で直接購入しました。
バッテリーのマイナス端子とエアダクトを外します
カプラを外し、イグニションコイルを留めている10㎜ボルトを外すと、イグニションコイルが外れます。
16㎜のプラグソケット(マグネット付き)があれば深いところにあるプラグも楽に外せます。
(肉薄ソケットでなくてもOKでした)
一番左が新品プラグ。外したプラグは電極が少し丸くなっている感じがしましたが、
完全に壊れたようにも見えません。
ギャップはそれほど大きくなっていない(1.0mm)し。
でも、これで寿命ということなのでしょう。
幸い、オイル付着などの2次不具合はなさそうです。
プラグ先端をぶつけない様に、かしらないように慎重に組み入れ、
手で回らなくなったところから、レンチで180度位締め付けるとちょうどよいくらいです。
プラグの締め付け角度は差があるので、120度位でしっかり着座することもあります。
(手感覚でわかりました。角度にはそれほどこだわらなくていいようです)
後は元に戻すだけです。
30分くらいで完了しました。
その後、エンジンの息つきは治まったのでした。
今回の費用:7128円
時間:1時間