ウッドシールの貼り換え(5)完結

こんにちは。カオルです。

ウッドシールの貼り換え作業は続きます。

4日目:アッパーモール貼り換え、エンブレム作成

4日目は雨だったため、家でエンブレムの両面テープ貼り、アッパーモールのシール貼り換えを行っていました。

このころになると、大分作業にも慣れてきます。

雨が降る前に、リヤゲートの型紙を作り、エンブレムを外します。

5日目:右フェンダー、リヤゲート

右フェンダーは左とやり方は同じです。

問題はリヤゲートなのですが・・

リヤゲートを貼り換えるには、事前にナンバー灯のユニット、ナンバープレートを外さなければなりません。

リヤゲートの内張りを外し、裏からナンバー灯ユニットを外します。

リヤゲートの形状は中央がへこんだ形になっているため、ウッドシートが2枚使われていることが分かります。

ナンバープレートの封緘、ナンバープレート、ナンバーフレームを外します。

(封緘を外すと、公道が走れなくなるため、仮ナンバーを借りて陸運局で再度封印をする必要があります)

ナイフレステープで、1枚目のシートに合わせて貼り付けていきます。

元々のウッドシールも重なり部分が少しだけ段付きしているので、そこに合わせてテープを貼ります。

1枚目のウッドシートを貼り付け、ナイフレステープでカッティング。

1枚目が完了しました。

2枚目の貼り付けに備えて、1枚目の上にさらにナイフレステープを貼ります。

2枚目のシートは、貼りつけ後、ナイフレステープでカットするので、真ん中をくりぬいてから貼り付けることにしました。

真ん中から慎重に貼り付けていきましたが・・・

ここでトラブル発生。

ウッドシールが大きいため、右下⇒左下⇒右上⇒左上の順に剥離紙を剥がして貼っていったのですが、

途中で真ん中の上部に大きなシワが寄ってしまいました。

既に大部分が貼り付けられており、貼り直しもできない‥

予備のウッドシートももう残っていない‥

・・・。

よし、切ろう。

ということで、仕方なく中央部をカット。

切り込み線が入ってしまいましたが、この際仕方がありません。

なるべく目立たない様に処理します。

何とか貼り付けました。しかし‥

リヤゲートは実は左右、上下とも曲線の形状であるため、両端部付近が球面状になっていたのでした。

そのため、ダイノックシートをどうやっても若干のシワが残ってしまいました。

ヒートガンを使っても伸びず、完全にはシワは消えませんでした。

しかし、木目模様に助けられてか、ぱっと見はほとんど目立たないレベルなので、このままいくことにします。

リヤゲートが完成。あとは組み立てればすべて完了です。

次の日に仮ナンバーを借りて陸運局に行き、再度封緘を取り付けました。

完成

5日間の作業でついに完成。

(作業前)

(作業後)

ウッドシールとモールが復活しました!

何とも長い長い作業でした。

 

体力的にも精神的にも非常にタフな作業で、終わった後しばらく筋肉痛が治りませんでした。

細かいところを見れば、多少シワがあったり、空気が入ったりしていますが、あまり気にしないことにします。

感想

本来ならばカーラッピングなどで使われる、良く伸びる専用のシールに大型のプリンターで木目を印刷して貼るのが

最もきれいに貼れる方法でしょう。

しかし、専用のシールを色合わせから始めてデザインしてもらうのはこれまた高額になってしまうので、

ありもののダイノックシートを使うのが最も安く上がる方法だと思います。

今回使用した屋外用ダイノックシートを車両で使用した例はあまりないので

これがどの位持つのかはわかりませんが、何年後かにこのブログを見ていただければわかると思います!

 

 

今回の費用:

ダイノックシート モール用 FW-1129EX 11616円

ダイノックシート パネル用 FW-1023EX 38478円

3Mナイフレステープ(デザインライン 1.5㎜×50m) 3970円

刷毛 412円

3Mスコッチ 強力両面テープ(15㎜×1.5m)KCA-15 413円

エーモン エンブレム剥がし1779 161円

3Mマスキングテープ243JPlus(20㎜×18m) 6巻パック 491円

3Mスキージー 620円

ダイノック用プライマー 2700円+送料1000円

3M クリーナー30(シール剥がし)1210円+送料600円

薄付けパテ 1480円

サークルカッター(OLFA)2480円

サンドペーパー(180番) 160円

延長コード10m(中古)1800円

50cmものさし 110円

工作用紙(5枚) 110円

仮ナンバー費用 750円

再封印 70円

合計:68431円

作業時間:のべ50時間くらい

 

おつかれさまでした。

それでは、また。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする