ウッドモールの劣化補修

カオルです。

ロードマスターでは必ずといっていいほど起きるウッドモールの劣化。モールのプリントセロファンがぺりぺりはがれていきます。

私のも当然、買ったときから剥がれが始まっていました。

そこで、建材用のウッドシートを上から貼り付けて修理することにしました。
住友3Mのダイノックというシートがよさそうだと思い、ウェブページからカタログとサンプルを取り寄せました(無料でした)。

3Mのダイノックシリーズはこちらです

いくつかサンプルシートをもらうことができ、ウッドモールの色合いがもっとも近いものを選択します。結局、オーク・ナラ(WG-256)を選択。

3Mに販売について問い合わせてみたら、直販はしていないらしく(2008年当時)、近くの建材屋さんを紹介してもらいました。

1220mm×1mで3906円。上手に使えば1mで1台分が賄えます。

サービスマニュアルで確認。ウッドモールはダボ(突起)とクリップで留まっているみたい・・・

プラスチック製の内張りはがしを使って、ダボとクリップを外していきます。内張りはがしはストレート製※1。ダボの部分は内張りはがしを差し込んで引っ張ります。ダボは折れやすいので注意しましょう(実際折っちゃいました・・)

白いのがクリップ、モールとボディーの隙間から内張りはがしを差込み、クリップの上側のツメを押すとモールが外れます。

外したモール。はがれかけた薄皮はできるだけ取り除き、表面をきれいにします。

ダイノックを適当な長さに切り、モールにまいていきます。長いモールは、1mの長さでは足りず、継ぎ足しになってしまいますが。なるべく目立たないようにつなげていきます。木目の方向に注意します。

曲面はドライヤーで温めて伸ばしながらはります。

1パーツ完成。まるまる1台分のモールをやるにはそれなりに時間がかかりました。
ひまなときに少しずつ、のべ10時間くらいでしょうか。

きれいになりました!

写真左側のモールが貼り替え前のオリジナル。右がダイノックに貼り替えたモール。ダイノックの継ぎ目のタテ線が見えてますが、細かいことは(゚ε゚)キニシナイ!!

これで10年間くらいは持ってくれます。

時間はかかりますがそんなに難しくはないので、興味のある方はやってみてはいかがでしょうか。

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