【注意】NHKを騙ったと思われる「重要書類」が届きました

こんにちは。カオルです。

 

先日、非常に精巧な、NHKを騙ったと思われる「重要」書類が届きました。

 

ウイルスメールなどで使われる手口とそっくりです。

・宛名が書いていない

・「重要」「すぐに開封」と赤く書いてあり、急いで開かせようとする

・返信期限がついており、急いで返信をしなくてはならないと思わせる

 

裏をみると、なんとNHKではなく「NHKふれあいセンター」という聞いたこともないところから来ているではありませんか。

 

おそるおそる、中を開けてみると・・・

何か督促状のように見える書面が・・・

 

何だって!法律で決められている?

受信契約の手続きが必要と太字で書いてあります。

しかも、2週間以内に申込書を返送するように下線が引いてある。

 

何ということでしょう。2週間以内に返送しないと、法律違反をしてしまう?

 

さらに別紙で、受信料は「ルールを守り、きちんと受信料をお支払いいただいている方が不公平とお感じになることがないよう・・・云々」とのこと。

 

何ということでしょう。私は重大なルール違反をしているために、他の人に迷惑をかけているということでしょうか。

 

さらに別紙が入っていました。

 

「受信契約は、してもしなくてもいいというものではありません。放送法という法律で定められた義務です。」と書いてあります。

しかも、97%の人が受信料を払っているのに、あなたは何で払っていないの?というような円グラフ。

 

「地上方法のみを受信できる場合は「地上契約」、衛星放送を受信でいる場合は「衛星契約」を結んでいただきます。

と、契約は義務であり、必ずしなければならないような強い口調で書いてあります。

 

そして最後に、契約書が入っていました。

 

これは大変だ!急いで返信をしなければ!

と思いました。

 

しかし、待てよ・・・これはいわゆる、「投資詐欺」や「特殊詐欺」で使われる常套手段です。

・支払いをしないと法律違反で警察に捕まるかのような不安をあおる

・他の人はちゃんと払っているのに、自分だけが払っていないために周りに迷惑をかけているということをにおわせ、罪悪感を負わせる

 

これは明らかに詐欺の手口です。

  

日本の公共放送であるNHKが、そんな詐欺のような手法を使うわけがありません。

 

急いで返信するように指示されていますが、この契約書にサインしたが最後、契約書に基づき、お金は相手の思うがままに引き出せるようになってしまうのです!

 

今回一番怖かったのは、通常の詐欺メールに比べてものすごく精巧に作成されているところです。一見しただけでは、本物のNHKを見分けがつきません。

これほど精巧に作られたものは今まで見たことがないレベル。

 

私はずっと前からテレビは見ておらず、NHKに解約届をしているので、NHKもうちにテレビがないことを把握しているはずです。

テレビをまた見るようになれば、当然NHKと契約するのですが、テレビがないのに契約をせまるのは明らかにおかしいことに気づきました。

 

日本の公共放送であるNHKが、そんな詐欺のような手法を使うわけがありません。

 みなさんも、この書面が来たときは、十分に注意し、安易に契約書を出したりしないようにしてください。

 

日本の公共放送であるNHKが、そんな詐欺のような手法を使うわけがありません。

 

それでは、また!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする