お金はどうしたら貯まるの?

こんにちは。カナメです。私は主におうちの家計の管理を担当しています。

日々のお金のやりくりって、地味だけど結構大変ですよね。

そこで今回は、お金はどうしたら貯まるのかについて、考えてみたいと思います。

そもそもお金とは何か?

お金は、突き詰めて考えると、実体は「ない」です。

普通はお札をイメージしますが、人々がお札というただの紙に価値があると全員が思っているだけで、それは紙でも、コインでも、データでもなんでもいいわけです。

全員がその「価値」を共有している共同幻想のようなものです。

お金の性質

ダニエル・カーネマンという人が、「年収と幸福度は比例関係にある」という調査結果を出しています。

人は年収800万くらいまでは、上がるほど幸福にになり、それ以上になると年収が上がっても、幸福度はそれほど上がっていかないそうです。

つまり、少なくともある程度までは、「お金はあればあるほど幸せになる」ということです。

また、お金は、自分で増殖する性質を持っています。銀行に預ければ利子がもらえます。

株に投資すれば、配当がもらえます。もってるお金が多ければ多いほど、何もしなくてもお金は勝手に増えるのです。

逆に、借金も、自己増殖する性質があります。

それは住宅ローンも、サラ金も基本的に同じです。

何もしなければ、勝手にお金が減っていきます(借金が増えていく)

ある程度貯金があれば、将来への不安、老後の不安などを減らすことができます。

ですからお金は、「不幸を回避し、幸福を得るための道具」と考えると良いと思います

貯金の公式はシンプル

では、お金はどうしたら増えるのでしょうか。

その公式は実にシンプルです。

収入支出=貯金

たったこれだけです。

収入―支出がプラスならお金は増える。

マイナスならお金は減る。

つまり、貯金するには、収入を上げるか、支出を下げるしかないのです。

お風呂をイメージしてみましょう。

浴槽に入ってくるお湯が収入、下から出ていくのが支出です。

入れるお湯が出ていくお湯より多ければ浴槽にはお湯がたまります(貯金)、逆に入れるお湯より出ていくお湯の方が多ければ浴槽のお湯は減っていく一方です。(貯まらない、もしくは借金が膨らむ)

何をすればいいのか

1)毎月の収入、支出の把握

まずは家計簿をつけます。やり方はなんでもいいのですが、ガチガチに考えず、ざっくりと毎月の収入、支出がわかればいいと思います。

2)収入を増やす、支出を減らす方法を考える

とはいえ、収入を増やすのはなかなかむずかしいので、まずは節約できるところがないか探します。

3)実行する

考えた方法を実際にやってみます。失敗することもあるでしょうが、問題ありません。やってみることが一番大切です。やらないと現状はゆるやかに悪くなるだけです。

4)効果を見る

やってみた結果、支出が減ったのかどうか、次月の家計簿で確認します。

うまくいけば、次の方法を考えるモチベーション上がりますよね。

うまくいかなかったら、どうしてうまくいかなかったのか考えて、別の方法にトライしてみればいいだけです。

5)継続する

これが一番難しいのですが、本に書いてあることをそのまま真似しようとすると、たいてい失敗します。

なぜなら、継続できる方法は、その人個人によって全然違うからです。

できるだけゆるく考えて、自分が「これなら続けられそうだ」という感触を感じた部分だけを採用すればいいと思います。

そうして自分なりの「マイ家計管理法」をつくるのが、継続できる最も早道だと思います。

まとめ

私は「お金を貯めたいなあ」という自分の思いを大切にしています。

せっかく「お金を貯めたい」と思ったのですから、普段何となくでもいいので、「どうしたらお金が貯まるかなあ」と、時々つぶやいてみる感じです。

そうすると、不思議と「お金」に関する情報が目に入りやすくなってきます。(カラーバス効果)

「世の中お金じゃない」という人もいますが、半分あっていて半分まちがってると思います。正確には、「世の中お金が全てではないけれど、今の日本でいえば、多くのことはお金で解決する」ということです。

私は日々そんなことを思いながら、今日も地味に家計簿を書いています。

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