ミラココア ブレーキパッド交換

こんにちは。カオルです。

 

ミラココアを買って4年。現在74000km走ったミラココアのブレーキパッドがだいぶ減っていたので、交換することにしました。

 

車検のため、24ヶ月点検を行っていたのですが、ブレーキパッドの残量がほとんどありませんでした。

 

まずは車検証を持って近くのトヨタ共販へ行きました。

車検証の右側にある「型式指定番号」「類別区分番号」、

後は車体番号から、適合するパーツを検索してくれます。

 

今回は純正を買うことにしました。(安い社外品や、ネットで売っている激安のブレーキパッドは、リスクがあるため今回はやめました)

 

ブレーキパッドは曙ブレーキ製。ドライブジョイというブランド名で、トヨタ純正部品の正規販売をしているタクティーという会社のものです。

 

ややこしいですね。

 

 

値段は、税込みで7810円でした。

 

交換手順

ホイールキャップをマイナスドライバーで外します。

 

ホイールナットを緩めます(21㎜)

 

ジャッキアップします。

ジャッキを当てる場所は、円筒状になっている鉄の部分。

 

ここ以外にジャッキを当てると破損の恐れがあるため気を付けましょう。

 

ウマをかけます。ウマをあてる場所はサイドシルの切り欠きの間です。

 

ちなみに、リヤはここにあてます。

リヤサスのメンバーは、曲がってしまうので間違ってあてないようにしましょう。

ホイールを外します。

キャリパーボルトを緩めます(17㎜×2)

かなり固いので、メガネレンチでは回らず、スピンナーハンドルを使いました。

 

キャリパーをはずしたら、古いパッドを外す前に、SST(special service tool)でキャリパーをいっぱいまで開きます。

 

【注意】

ここで注意しなければならないのは、キャリパーのピストンをSSTで戻すと、ブレーキ液の液面が上がること。

 

ブレーキフルードの量を見ながら、余分なブレーキフルードはシリンジで吸い取ってやります。

 

これを忘れると、いつの間にかブレーキフルードがあふれてエンジンルーム中を汚してしまいます。

塗装もいたむし、何より掃除が大変です。

 

SSTはディスクブレーキセパレーターというもので、ストレートやアストロプロダクツで3000円程度で購入できます

 

ブレーキパッドを外します。

古いパッドは、もう寿命でした。(残りのパッドの厚みが1㎜くらいしかない)

新品と比べると明らかです。

74000kmって、結構持つもんだなと思います。

 

新品パッドにバックプレートを移植します(旧パッドは日立製のようです)

 

新品パッドを組み付けます。 

 

今の車は、パッドの面取りは必要ないようです。

昔の車は面取りをしないとブレーキ鳴きが起きていましたが。

 

パッドがちゃんとキャリパーの両端の金具(スプリングリテーナ)にはまっていることを確認します。いっぱいに広げると、装着したと思っていても外れやすいので注意が必要です。(特に車両内側)

 

キャリパーボルトを取り付けます(スピンナーハンドルで、力いっぱい締めます)

 

ホイール、ホイールナットを手で仮付けして、ジャッキを降ろします。

 

ホイールナットを締めます(135N・m)

加減が難しいので、必ずトルクレンチを使います。

 

ブレーキのピストンはまだ開いたままなので、エンジンをかけて、走る前にブレーキペダルを数回踏み込んで、パッドがローターにあたるようにします。

そうしないとブレーキがききません。

 

テストドライブしてみて、制動力、異音などがないことを確認します。

 

ホイールキャップをはめて完成。

 

手順自体はそんなに難しくはないのですが、ブレーキという重要部品であることと、ある程度知識と経験が必要なので、初めてやる人はベテランの人についてもらうことをおすすめします。

 

今回の費用:

ブレーキパッド 7810円

時間 1時間

 

それでは、また。

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