こんにちは。カオルです。
ミラココアは5000km毎くらいでオイル交換をすることにしています。
安いオイルをマメに替えた方が高いオイルで10000km走るよりもエンジンは長持ちするといわれています。
今回はDIYでオイル交換をすることにしました。
まずは取扱説明書でメーカー推奨のオイルを確認します。
写真が暗いですが、API分類SM以上、SAE0W-20か5W-30であることが分かります。
SMはSLよりもグレードが高く、SNよりグレードが低い。
Sの次のアルファベットが後の方がグレードが高くてよいオイルということです。N>M>L
0W-20というのは、低温時(Winter)は数字が少ないほどオイルが柔らかいということ、20は高温にどれだけ耐えられるかを示しています。
0Wは5Wよりもオイル粘度が低いのでシャビシャビ。低温ではフリクションロス(摩擦抵抗)が少ないため燃費が良くなりますが、高温時(20)に弱く、油膜切れが起きやすいといわれています。
Wの数字が高ければ粘度が高いため、低温時はロスがありますが、高温時の油膜切れによるエンジンへのダメージのリスクが少なくなります。
まあでも、今のオイルはだいぶ進化しているので、0W-20を使ったからと言って真夏でも油膜切れなどは起こりません。
今回はホームセンターで買ってきたこのオイル。1580円。
SNクラスで0W-20、使用量は2.7Lなので、ちょうどいいです。
それと、ペットボトルを用意します。
まずは少なめに2.4Lくらいからやってみましょう。
少なかったら後で足すことにします。
まずは洗ったペットボトルに、水を600ml測って入れます。
600mlの水面にマークを付けます。
次に、頭の部分をカッターで切ります。(水分はふき取っておきましょう)
それではオイル交換開始。私は油仕事の時はニトリル手袋を使用しています。
油でベタベタになっても外して捨てるだけでよいからです。
クルマをスロープで上げます。
ボンネットを開けて、オイル注入口のフタを反時計回りに回して取ります。
(オイルを抜く前にフタを取った方が、オイルが抜けやすいから)
オイル受けをエンジンの下に置き、ドレンボルト(14mm)を外します。
レンチで緩めたら、押し付けながら手で緩め、十分緩んでオイルが漏れ始めたらパッとドレンボルトを離します。(この方が手が汚れません)
オイルを抜いている間、計量をします。
先程作ったペットボトルの線まで、エンジンオイルを入れます。
これで、缶の中には2.4Lのオイルが残ります。
オイルが抜けきってぽたぽたになったら、ドレンボルトを締めます。
締め過ぎないように、注意。漏れが出ない程度のトルクでよいのです。
ペットボトルの頭をじょうご代わりにして、缶の中のオイルを全量入れます。
入れ終わったら、注入口のフタを閉めて、エンジンを1~2分かけたら切ります。
クルマをスロープから降ろします。
先程のペットボトルの残り600mlのオイルは、缶に戻して保管しておきます。
エンジンを切って5分くらいしたら、オイルレベルゲージを抜いて、一回きれいにふき取ります。
そのあとレベルゲージを最後までしっかり差し込んで、オイルの量を確認します。
レベルゲージの下の穴と上の穴の間にオイルの油面があれば適量です。
最初なので、ゲージを見ながら足していきます。
ちょっとくらい超えても大丈夫ですけどね。
上の穴がオイルにギリギリ浸かるぐらいにしときます。
廃油は、私の場合灯油缶に貯めておいて、ある程度たまったら、リサイクル業者かガソリンスタンドに持ち込んで引き取ってもらっています。
以上、オイル交換でした。
次回は5000km後、オイルフィルターも替えてみようと思います。
今回の費用:1580円
時間:30分